全般性不安障害の小学校教員の連絡帳

全般性不安障害と診断されてから1年。小学校教員(2年目)の愚痴や悩みなどをつぶやきます。

Aさんのことで考えられる可能性

 ポジティブ度を何段階かに分けて,自分の思考を整理しようと思う。

 

 【ポジティブ度0%】⇒同僚女性教員のアドバイスに基づく思考

 

 AさんがLINEを無視しているのは,オレに興味を失くしたからだ。3月上旬の時点では,そこそこ興味をもっていたものの,何となく興味を失い,春休みの遊びの誘いも無視している。もう今後もそれは変わらないだろう。諦めた方が良い。

 

 【ポジティブ度50%】

 

 AさんがLINEを無視しているのは,相手の既読がつく前に春休みの遊びの話をしてしまったからだ。それで,「コイツは遊びのことしか興味がないのか」と怒って,無視している。謝罪のLINEに返信がないということは,図星なのではないか。違ったら「いえ,そういうわけではありません」と言いたいタイプだと思う。でも,オレも追いLINEとか相手を責めるLINEを送っていないし,そろそろ落ち着くんじゃないか。許してやってもいいかと思っているのではないか。

 

 【ポジティブ度80%】

 

 たぶんオレのLINEとか関係なしに,学年末で忙しかった。この子は落ち着いたときにラインを送りたいみたいだし,落ち着いたときに送ろうと思っているうちに,ずるずると先延ばしになった。何ならあさってくらいになって,「明日なら大丈夫です」とか来るかもしれない。嫌われているわけでもないし,興味がないわけでもないだろう。興味を途中で失っていくタイプには見えなかった。結構,覚えているタイプだと思う。それに,やけに控えめなところもあった。「私のこと忘れているんじゃないかと思ってた」とか言っていた。その点,オレはあなたのことを気にしていますよというアピールも込めて,謝罪のLINEを送った。オレの「相手に合わせて距離を置きながらも大切に思っている気持ち」は伝わっていると思う。そんな悲観的にならなくていいと思う。この春休みは無理でも,4月入ってからとか,もう少し先にしっかり会えるかもしれない。

 

 

 どれが正解なんだろう。どれが正解とかもないのかもしれないが。Aさんの中でも,色んなのが混じっているのかもしれない。ただ,自分の心が楽なのは,ポジティブ度80%の思考だ。昨日の死にたい死にたいと言っていたときよりは,ずっと心が楽になる。それに,何となくあの子の性格を予想するに,これが一番近いような気もする。

 

 「興味がないから」というのを信じたくないからというのは,もちろんある。これは,自分の心を最も深くえぐる思考だ。自分の存在価値への問いというか,Aさんとのやり取りの次元を超えて,過去の嫌な記憶とか暗い考えと結び付いてしまう。とりあえず現時点で,一番信じたいのは,ポジティブ度80%の思考だ。もしかしたらカウンセラーさんもこう考えたのかもしれない。同僚女性教員にはすべてのやり取りを伝えたわけではない。同僚女性教員に見せた部分だけからだと,たしかに興味がないとも取れる気もするが,私は実際Aさんと話し,なんとなく人間像を作っている。

 

 でも,やっぱり興味を失くしたのかもしれない。というか,そもそも,そんな興味がなかったのかもしれない。で,同僚女性が言うように「(1回目のデートの後)よく考えて,なんか違うかもな」と思ったのかもしれない。だが,この思考はあまりにも辛すぎる。これを考えるだけで,胸が締め付けられる。そう,1回目のデート後にしてきたやり取りが,無駄だったということになるからだ。まるでサブスクの大量の映画のうちの1本のように,ポンと捨てられてしまったような気がするから。