全般性不安障害の小学校教員の連絡帳

全般性不安障害と診断されてから1年。小学校教員(2年目)の愚痴や悩みなどをつぶやきます。

私の全般性不安障害について

 今日は絶望に頭を支配されている。このブログの題名にある,全般性不安障害について私なりの知識と見解を述べたい。

 

 全般性不安障害とは,簡単に言うと,不安が止まらないということだ。何回か書いているLINEの返信を例にとってみる。

 

 状況:好きな人からのLINEの返信が1週間ない。

 

 普通の人の思考 

・忙しいのかな

・まぁ別にいっか

 

 全般性不安障害の私の思考(①~④が同時進行で頭の中に浮かぶ)
①なんかあったんじゃないか。事故か何かにあったんじゃないか。病気になっているんじゃないか。
②もしかしたら,あのLINEが相手を怒らせたのかもしれない。どうしよう。謝罪のLINEを送ろうか。
③もしかしたら彼氏ができたのかもしれない。ショックだ。どうしよう。
④このままデートができなかったら,他の相手に目移りしてしまうんじゃないか。4月になったら新しい人が入ってくる。もしイケメンで魅力的な人だったら,そっちに流れちゃうんじゃないか?どうしようどうしよう。

 

 このように,マイナスの思考を止められない。もちろん,薬などで不安を和らげることはできるが,正直つらさはほとんど変わらない。気休めで飲んでいるくらいの感覚だ。私の今までのブログを読んでいただければ,マイナスの思考を止められなくなっているのがおわかりいただけるだろう。ほぼ下書きなしで書いているため,私の頭の中の様子がよく分かるはずだ。初めはカウンセラーさんへの文句かと思えば,あっちこっちに話が行き,最後は解決せずに終わる。

 

 「全般性不安障害は遺伝か?」と聞かれれば,私は迷わずイエスと言う。母親,さらには祖母も心配性の傾向があったからだ。だが母親は決して心療内科やカウンセリングに行こうとしない。まぁ,母親の話はまた別の機会に。

 

 同僚女性から「興味がないからLINEを無視しているんだよ」と言われてから2時間ほどの間に,ブログ4つ分(約800字×4)の文章を書いた。それほどの言葉が私の頭の中に浮かんだということだし,それでもストレスは減らない。考えは止まらない。それが私の全般性不安障害だ。

 

 

なんで言ってくれないんだよ

 「一回目のデートの後,連絡が遅くなってきた」。よく考えれば,この話を聞いた時点で「相手は興味を失ったんでは?」と思うような気がする。私のカウンセラーさんも気付いていたはずだ。なのに言ってくれなかった。言ってくれれば,衝撃ももう少し小さかったはずだ。「今の○○さんに言ったら心が折れるかな」と配慮して言わなかったのか?

 

 というか,一応2回目のデートの計画も立ててた。でも,相手の体調不良でなくなった。嘘のような気もしたが,この人の感じでは,そういうところでは嘘をつかないかなという気がした。今回も,この人なら,興味がないならはっきり言いそうな気もしてきた。でも,私への優しさで言わないのか?一応なんだかんだで興味があった感じだったのが,プツンとなくなることってあるのか。相手が何もしていないのに。

 

 ああそうか,他にいい人が出来たんだね。いいねぇ女性は。若ければ,女性であるだけでモテる。男は寄ってくるもんね。私もそんな男のひとりにすぎないのだけど。女性は良いよね,選べるから。こんなこと言うと,「女性は妊娠とかがあるから相手を選ぶ必要がある」「生理とかで苦しんでいる」と言われそうだ。たしかに,その通りだと思う。でも,男の方の気持ちも考えてくれよ。こんなに待って待って待ってきたんだ。「ごめんなさい」の一言くらいあってもいいだろ。

 あなたは限りない幸せを歩んでいくんだよね。彼氏ができて,結婚して,産休と育休を取って,子供と楽しく暮らすんだよね。私は賃貸マンションで,ひとり寂しくテレビを見て,学校ではおばさん先生に怒られ,何のために生きているんだろうと思いながら毎日を過ごすんだね。保護者トラブルに巻き込まれて,人事評価でマイナスをつけられて,左遷されるんだよね。「○○先生って頼りないよね」「力ないよね」と言われながら,教師人生を歩んでいくんだよね。子供たちからも段々おっさん扱いされて,キモがられるんだよね。結局,教師力がないから軽いクラスしか担任できなくて,管理職からは「なんで○○さん受かったの?お荷物でしかない」とか陰口をたたかれるんだろうな。いつまで経っても恋人ができなくて,同僚の女性教員からは「もっと頑張れ」「自分を磨け」とか言われるんだろうな。

 

 死にたい。消えたい。

 

 わたしはそんなにつまらないかな

今まで好きになった人に振り向いてもらえなかったのは,私に興味がなかっただけだと分かった件

 私というドブカスの片思いの歴史。

 

 高校2年生の頃,好きになった子がいた。いつもマスクをつけていて,不思議な子だったが,とっても美人だなと思った。偶然,その子と隣の席になって,たくさん話しかけた。でも,暖簾に腕押しだった。相手から話しかけてくることはなかった。ある日,他の女子が私をからかうようなことをいった時,「ほらそんなこと言ったら,○○くん怒っちゃうよ(笑)」的なことを言われた。

 

 ああと思った。「オレってそんな風に見られてたんだ。なんかオタクのよく分かんないキレやすい奴みたいに思われていたんだ。今まで頑張って関係を築いてきたつもりだったけどオレとあの子の間には,なーんも築かれていなかったんだ」。

 それでも今でも好きだ。でも,ずっと,なんで好きになってもらえなかったんだろうと思ってた。今日になって分かった。興味がなかったから。

 

 そう思えば,オレに興味をもってくれた女子は,高校の同級生だったTくらいだった。卒業してから一回も連絡を取っていない。でも,それもオレに興味がなかったからなんだね。

 

 興味をもってもらうためにはどうすれば良かったのかな。面白い話をする?笑わせる?サプライズをする?

 

 同僚女性の「一回デートしてみて,よく考えて,やっぱりいいかなと思っただよ」という言葉が胸を刺す。オレって,なんかサブスクの映画みたいな扱いだったんだね。初めだけ見てつまらないなと思った映画ってそのまま忘れちゃうよね。で,次の映画に行く。結構期待していた映画でも,面白くなかったらそのままにして,段々と忘れていく。

 「ノー・カントリー」がそうだった。期待して見始めたのに,15分程度で飽きてしまった。冒頭6分だけ見て,そのままになっている映画もある。

 

 これを書いている間にも,またLINEを開いてしまった。通知もサウンドもオフにしたのに。開くまではまだ希望がある。「もしかしたら来ているんじゃないか」。でも,開いたとたんに訪れる絶望。自己嫌悪。

「興味がない」という真実

 LINEの返信がないのは,興味がないから。同僚女性からのアドバイスに,本当に死にたくなった。

 絶望感?

 

 そうだよな,私って魅力ないよな。こんなつまんないのと一緒に居たいと思わないよな。全然面白みもないもんな。会話もクソ,面白い話もできない。こんなクズと一緒に居たいなんて思わないだろ。なんで気付かなかったんだよ。お前がモテないのは顔でも何でもない。面白みがないから。それだろ。もっと顔がよく生まれたかったとかじゃない。面白みがない。お前みたいなやつに誰も興味もたないって。だから,恋人出来ないんだろ。

 本当消えたい。死んだら死体が残ってそれが腐って皆に迷惑をかけるから,砂になって消えたい。こんな世界に生んでくれなんて頼んでない。生んでくれなんて頼んでいない。結局,母親が私に向けていた,愛情のように見えたものは母親の不安でしかない。結局,誰からも興味をもたれない。子供たちが私を慕うのだって,自分を見てほしいからだけだ。そこに期待してしまいそうな自分が怖い。「あの子たちなら自分を愛してくれる」とか勘違いして,重い愛情を向ける。

 

 カウンセラーさんもなんで止めてくれなかったんだろう。このこと相談したのに。分かっていたんじゃないか,相手が私に興味がないからって。けれども,頑張れという声かけをした。違うじゃん。興味ないんじゃん。私に興味ないんでしょ。気づいてたでしょ。脈なしだって。なんで教えてくれなかったの?「これは厳しいかもですね」とか言ってくれれば覚悟できたのに。

 

 こんだけ愚痴っても,心のどこかではまだ返信が来るんじゃないかと期待している自分がいる。死にたい。消えたい。こんなドブカス,首括って死んだらええねん。なんで生んだん?生んでくれなんて頼んでない。こんな苦しいだけでもゴミカス人生送るしかないんだったら,生まないでくれよ。マジで。

 

 マジ消えたい。久しぶりに涙が出そうになった。電車の中でこみあげてきた。でも,涙の粒にはならなかった。泣ければよかった。泣いたらストレス発散できるのに。死にたい。こんなゴミクズドブカスと一回でもデートに行ってくれて,ありがとうございました。

 

 新しい服も買って,美容院も予約して,たくさん準備してきた。いっつもそうだ。こっちは真面目に対応しているのに,相手は「興味がない」とかひどい理由でこっちを捨てる。おかしいだろ。だから,人付き合いって嫌なんだ。こっちが頑張ってもどうにもならないから。

 

 もういいよ,殺してくれ。砂にして消してくれないか。何も後悔はない。別にこれ以上生きたいとも思わない。殺してくれよ!!!なぁ!!!消してくれ!!!

 

 書いても書いても絶望は消えない。

クラス最後の日をぶっ壊され,ぶっ壊した話

 修了式の朝に保護者からクレームが来るなんて,誰が予想していただろうか。

 修了式の朝,さぁ通知表を渡そうという時に,Tさんが連絡帳を書いている姿が目に入った。そこには何やらびっしりとコメントが書いてある。一瞬,1年間のお礼かと思ったが,そんなに甘くなかった。

 内容としてはこうだ。Tさんが他県に転校するNさんに折り紙セット(数十枚入りの袋ごと)をプレゼントで渡した。だが,親としてはそれはプレゼントとして持たせたわけではなく,何枚か使う程度だろうと渡していた。なぜあげてしまったのか聞くと,「先生が言ったから」と答えた。なぜ先生はそんなことを言ったのか教えてほしい。これでもマイルドに書いた方だ。実際の文章からは怒りというか敵意がにじみ出ていた。

 

 そう,私は確かに「あげれば?」と言ってしまっていた。あの時,Tさんが折り紙で遊んでいるのに対し,苛立ちを感じていた。Nさんへのプレゼントを作る活動はもう終わっていて,今さら持ってきても遅いからだ。だから「折り紙どうすればいいですか?」と聞かれた時,投げやりな感じで「(もう使わないよ)あげれば?」と言ってしまった。その後どうしたのかは知らなかったのだが,本当にあげてしまっていたのだ。

 

 ああと思った。私が言ってしまった以上,子供はそれに従ったまでだ。他の先生方の見解もそうだった。ただ,私はこう感じてしまった。こいつは自分がピンチに陥ったとき,担任である私を悪者の立場に置くのだなと思った。私としては,そんな折り紙セットごと渡すなんて聞いていないし,確認もなかった。たとえ渡してしまったとしても,他の子だったら違っただろう。「先生に聞かなかった僕も少し悪いかも」とか,私をかばってくれる方に行くはずだ。教師が子供にかばってほしいなんて願うのはおかしいけれども,ある程度,信頼関係が築けてくると,子供も先生も先生なりに頑張っているということを分かってくれる。

 

 だが,Tさんの場合は違った。「あぁそうかコイツらはどこまでいっても”呪い”なんだ」。あのセリフが頭に浮かんだ。

 

 結局,この件の対応に追われ,クラスの子供たちにお別れの話もできなかった。子供たちにバイバイをしても,心は晴れなかった。修了式が終わっても,ずっとこの件のことを考えていた。

 

 言葉足らずで申し訳ない。伝わりにくいところもあるだろう。さらに,教師としてけしからんという声もあるだろう。

 

初任者が死にそうな件

 同じ初任者の女性教員Hさんが死にそうだ。彼女は学期末になると,いつも死にそうになっている。明日が修了式というのに,今日もテストやプリントの採点に追われ,疲れすぎてボーっとしていた。ここまでまずい状態になっているとは気づかなかった。この子と私では大きな違いがある。良くも悪くも。

 私はコミュニケーションが本当に苦手だ。母への憎しみなどから,年上の女性・上下関係にある女性とは上手く関係を作れない。学年主任のベテラン女性教員とは何度も衝突してきた。他のおばさん先生からも攻撃される始末である。人間関係を築くのが本当に苦手というか,苦痛だ。

 

 その点,Hさんはコミュニケーションが非常に上手だ。色々な職員(栄養士や養護教諭)とも雑談しているし,男性職員からもかわいがられている。正反対の初任者2人といったところだろう。

 

 ただ,そんな私でも,少し自信があるところがある。それが事務仕事だ。年度末は事務処理が本当に多い。通知表の作成や指導要録の作成など,山ほどある。私は,何だかんだでそれらの壁を乗り越えられた。はっきり決まりがあり,その大枠に沿って行う仕事なら得意なのだなと気づいた。誰も褒めてくれないが,この3学期の事務処理のスピードは,経験年数が上のずぼらな先生よりも速かったと思う。

 

 ただHさんは,事務処理などがとても遅い。今日なども「やることが多すぎて頭が働かない」と話していた。正直,「この人ポンコツだな」と思ってしまった。だが,彼女は2年目の教員として初任者研修で発表をするそうだ。自分はこういうのは無理だと分かっているものの,声すらかけられなかったのは少し悲しかった。

 

 自慢になってしまうのだが,大学時代は成績優秀だった。毎回授業を真剣に受け,レポートも高く評価してもらった。サークルにも入らず友達も一人しかいなかったが。教員になってもそれなりに評価してもらえると思ったが,全然認められないなと感じる。職場で重要なのは頭の良さよりも,コミュニケーション力なのだと気づかされた。

恋愛が苦しい

 恋愛が苦しい。

 

 恋人いない歴=年齢の私だが,最近連絡を取るようになった人がいる。初任者研修で出会った方で,それから連絡を取っていた。しかし,1回目のデート後,次のデートの日程を相談しようとしても反応が鈍い。1週間以上,返信がない。不安になり,「そういう気分じゃないのに送ってしまい申し訳ない」と送った。だが,これにも返信がない。年度末でバタバタとしていて,精神的に余裕のない時期に,さらに苦しくなっている。

 

 そもそも,自分の恋愛観は,相手と合っていないのかもしれない。これは,子供たちの前では言えないが,出産とか子供を作るということに嫌悪感しか覚えない。自分の劣等遺伝子を後世に残すということに何の抵抗もないのだろうか。自分のように子供も不安障害に苦しむとしたら,地獄の人生を与えるようなものではないか?

 

 また,LINEのやり取りだけでこんなに苦しんでいるのなら,そもそも恋愛が向いていないのではないかと思う。たしかに相手は今まで出会った人の中では,優しいし,良い人だと思う。1回目のデートも失敗というわけではなく,5時間ほど一緒に過ごした。こんな女性は初めてだ。だから,期待もしてしまっているし,焦りもしている。同じ初任者の女性教員は,合コンで出会った証券マンと2回目のデートで性行為寸前まで行ったと聞いた。それに比べれば,自分は非常にスピードが遅い。せめて春休みは会いたいと思い,LINEを送ったが返信がない。謝罪のLINEにも返信がない。ただただ苦しい。

 

 もうあきらめた方がいいのだろうか?こうやって文字に起こすと,自分がいかに脈なしの恋をしているか痛感させられた。もう相手の方から,「ごめんなさい。あなたには気がありません」と言ってもらった方が楽だ。「彼氏ができました。もう連絡できません。さようなら」「お互いにとって今の関係は良くないと思います。さようなら」。こんなLINEたちがいつか来るのかもしれない。それに怯えながら今日も眠りにつく。